奇跡の道・学習書

二部・第三百十六課

 自分がきょうだいたちに与える贈り物はみな自分のものでもある。

 

 きょうだいたちが与えてくれる贈り物はことごとく自分のものであるし、自分の与える贈り物も一つ残らず自分のものとなる。その一つひとつが過去の間違いを去らせ、御父の愛しておられる神聖な心には影一つ残さない。その御父の恵みは、今までずっとそしてすべての時間を越えて、きょうだいが受け取った贈り物一つひとつを通して、自分に与えられている。自分の宝庫は一杯で、その扉が開かれたままでも贈り物はただの一つもなくなっていないし、ただもっともっと増えていくのを天使たちが見守っている。自分の宝物があるところへきて、本当に喜んで迎えてもらえるし、神に授かった賜物に囲まれてくつろげるところに入ることにしよう。

 

 御父よ、今日こそあなたの賜物をお受けします。自分にはその見分けがつきません。でも、それを与えて下さったあなたが、自分にそれを見てその価値がわかり、それだけを自分の望むものとして大切にできる手段を与えてくださると信用しています。

 

第三百十五課第三百十七課▶︎

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