奇跡の道・学習書

二部・第三百十二課

 すべての物事を自分のしたいと思うように見ている。

 

 知覚は審きに従う。審きを下しておいて、それにしたがって自分が見ようと思うものを見る。なぜなら、視覚はただ自分の受け入れる気があるものを提供するのに役立つだけだからである。自分が見ようと思うものを見逃すことは有り得ないし、自分から選んで見ようとすることを見損ねることもまずない。したがって、だれであれ聖霊の目的そのものを見ることを自分の目標とする者は、自分の神聖な目で実相の世界を見るのは確実。そしてその人は必ずキリストが見せてくれるものを見るし、自分が見ているものに、キリストの御愛を分け与える。

 

 今日、自分の目的は、自分が下したすべての審きから解放されて自由になった世界を見ることしかありません。御父よ、これこそ今日、あなたが自分のために意図なさることであり、したがって自分の目標でもあるに違いありません。

 

第三百十一課第三百十三課▶︎

奇跡の道 -兄イエズスの教え- 購入先

「奇跡の道」には、ペーパーバック、電子書籍(Kindle)、PDFファイルがあります。また、読むのが困難な方、音声で聞きたい方のために、田中百合子さんご本人による「奇跡の道」の朗読がポッドキャストで無料配信されています。ご購入・詳細は、訳者・田中百合子さんのウェブサイトの「書籍ご案内」をご覧ください。

こちらからどうぞ ▶︎