奇跡の道・学習書

二部・第三百十三課

 今こそ、新しい知覚のしかたをしよう。

 

 御父よ、すべてのものを罪はないと見る洞察力というものがあります、それによって恐れはなくなり、その後に愛が迎え入れられます。そして愛は頼まれればどこにでもきてくれます。こうした洞察力こそあなたの賜物です。キリストは許された世界に目をやります。キリストの見るところ、その世界の罪はみな許されているというのも、キリストは自分の目にするものがなんであれ、それに何の罪も見ないからです。いまこそ、キリストの真の知覚のしかたを自分にもさせてください、そうすれば自分も罪の夢から覚めて、自分の内に罪のないすがたを見られるでしょうし、あなたはそのすがたを、聖なる御子すなわち自分と同一視できる真の自己に捧げられた祭壇のうえに、全く汚れのないままに保ってくだ さっています。

 

 今日こそ、お互いにキリストの見方で見つめ合おう。なんと素晴らしいすがただろう。なんと神聖で愛に満ちていることか。きょうだいよ、さあ今日こそ来て自分と心を一つにしてほしい。我々が一つになったとき、この世界を救える。我々の洞察力で見ると、それは我々のうちなる光と同じように神聖なものとなるのである。

 

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