奇跡の道・学習書

二部・第二百七十七課

 あなたの御子を自分の作ったおきてで縛るようなことはしないでおきましょう。

 

 我が御父よ、あなたの御子は自由です。からだを支配するために自分が作ったおきてでその人を縛っているとなど想像しないことにします。その人は、自分がからだをより安全にしようとして作ったどんなおきてにも従う必要はないのです。その人は変わりやすいものによって変えられてはいませ ん。どのような時間のおきての奴隷にもなってはいないのです。その人はあなたが創造なさったままだというのも、その人は愛のおきて以外のおきては何も知らないからです。

 

 偶像を礼拝せず、偶像を崇拝して神の子の自由を隠すような掟はどれも信じないでおこう。その人は自らの信念に縛られているだけだ。その人の本来の姿は、自分のことを奴隷だとか自由だとかなどと、自ら信じていることをはるかに越えている。その人は自分の御父の御子なので自由である。そして神の真実が偽りであったり、神が御自分をだまそうと意図なさることがないかぎり、その人が縛られることは有り得ない。

 

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