奇跡の道・学習書

二部・第二百七十六課

 神の御言葉を話すようにと自分に与えられている。

 

 神の御言葉とは何だろうか。それは「我が子は自分自身と同様に純粋であり神聖である」というもの。こうして神は御自分の愛する御子の御父となられ、こうして御子が創造された。この御言葉を御子が神と創造したのではない、これをもって御子が生まれたわけだから。神が御父であることを受け入れよう、そうすれば我々にはすべてが与えられている。我々が神の御愛によって創造されたことを否定すれば、自分たちがだれなのか、御父がどなたなのか、それに何の目的で自分たちがきたのかもよく分らなくなる。しかし我々はただ神の御言葉を我々が創造されたときに授けてくれたお方を認め、そのお方を思い出すことで自分たちの真の自己を思い出せばいい。

 

 御父よ、あなたの御言葉は自分のものです。ですからこれを、きょうだいみんなに伝えることにします、そのきょうだいは自分自身に属する者として、自分があなたに愛され祝福され救われているように、大事にするようにと与えられているのです。

 

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