自分自身を限りある存在とは見ないでおこう。
今日こそ神の子をよく見て、その人の栄光を見届けよう。その人のうちなる神聖な光を不明瞭にしておいて、その人の力は減少したとかもろくなったと見ようとしたり、その人に欠けたところを知覚して、それを因にその人の主権を攻撃しようとなどしないでおこう。
我が御父よ、その人こそあなたの御子です。だから今日こそ、自分の錯覚ではなくて、その人の優しいすがたを見つめるつもりです。その人こそ自分そのものであり、その人を見るように自分自身を見ているのです。今日こそ真実をそのまま見るつもりでいます、そうすればまさにこの日、ついにその人と一体感を抱けるかもしれません。
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