奇跡の道・学習書

二部・第二百四十課

 どんなかたちにせよ恐れには正当な理由はない。

 

 恐怖心を抱いているとすれば、だまされているということになる。それはあなたが自分自身を、なれるはずがない姿として見ていることを証明し、したがって不可能な世界を見ている。この世界にあるものは何一つ本物ではない。それがどんなかたちで現われようと問題ではない。自分自身のことを錯覚していると証明するにすぎない。今日こそ、だまされないようにしよう。我々は神の子である。自分たちには何の恐れもない、我々の一人ひとりが御愛そのものの大切な部分であるから。

 

 我々は何とばかげたことを恐れているのでしょう。あなたが御自分の子を苦しむままになさるでしょうか。今日こそ、我々が御子を認めて自由にさせるのに必要な信念をお与えください。あなたの御名でその人に許しを与えさせてください、そうすれば我々にもその人の神聖さがよくわかり、あなた御自身のものでもあるその人にたいする愛というものを感じられるかもしれません。

◀︎第二百三十九課二部【三 この世界とは何か】▶︎

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