奇跡の道・学習書

二部・第二百三十五課

 神は慈悲をもって、自分が救われるようにと意図なさっている。

 

 自分を傷つけるように思えることはみな、ただそれをじっと見て「神は自分がこんなことから救われるようにと意図なさっている」と自分自身に全くの確信をもっていいきかせ、そんなことが消えてなくなるのを見ているだけでいい。御父は自分の幸せだけを意図なさっており、自分はすでに幸せであると分ってくるようにと意図なさっているということを、心に抱き続けるだけでいい。そして、神の御愛が御子をつつんでおり、その罪のないすがたをいつまでも完全に保ち、確かに自分は救われているし神の御腕に抱かれて永遠に安全であるということを、覚えておくだけでいい。自分こそ、その神が愛しておられる御子である。そして神は慈悲をもってそうであるようにと意図なさっているので、自分は救われている。

 

 御父よ、あなたの神聖さは自分のものです。あなたの御愛で自分を創造して、自分の罪のないすがたをいつまでもあなたの一部としてくださいました。自分には何の罪責感もなければ罪もありません、あなたの内にはそんなものは全くないのですから。


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