奇跡の道・学習書

二部・第三百五十課

 奇跡は神の永遠の御愛をあるがままに写し出す。それを差し伸べるとは、神を思いだし、その神の思い出によってこの世界を救うことである。

 

 我々が自分自身を見てみて、許すことにするものは自分たちの一部となるのです。神の子はすべてのものをあなたが創造してくださったままである自分自身の一部とします。あなたの思い出はその人が許すかどうかにかかっているのです。その人の本来のすがたはその人の思いに影響されることはありません。しかしその人の目にすることはそうした思いの直接の結果です。ですから、我が御父よ、あなたを頼りにします。あなたの思い出だけが自分を自由にすることになるのです。そしてただ自分で許すことがあなたの思い出を取り戻し、それを感謝のうちにこの世界に与えることを教えてくれます。

 

 だから御父から奇跡を集めるにつれ、我々は本当に感謝を捧げる。我々が御父を思い出すにつれて、御子は御愛の真実のすがたで我々に戻ってくるのだから。


第三百四十九課二部【十四 自分とは何か】▶︎

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