奇跡の道・学習書

二部・第三百三十四課

 今日こそ、許しが与えてくれる賜物を自分の権利として要求する。

 

 我が御父が差し伸べてくださっている宝物を見いだすのに、もう一日も待つ気はない。錯覚はみな空虚なものであり、夢は間違った見方に基づく思いから作り上げられるかたわらから消えてなくなる。そんな不十分な贈り物など今日は二度と受けとらずにおこう。神の御声は、それに耳を傾けてついてこようとする者には一人残らず、神の平安を差し伸べてくれている。今日、自分はこれを選ぶ。そして、神が授けてくださっている宝物をさがしに行く。

 

 永遠なるものだけを求めます。あなたの御子はこれに及ばないものでは何一つ満足できないのですから。その人の当惑した心と恐怖で一杯の胸に、あなたが差し伸べてくださるものをおいて、何がその人を慰め、確信を与えて平安をもたらすことができるでしょう。今日こそ、自分のきょうだいを罪のない者として見てみます。これこそあなたの御意志、そうすれば自分の罪のない姿を見るようになるでしょうから。

 

第三百三十三課第三百三十五課▶︎

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