奇跡の道・学習書

二部・第二百八十課

 神の子にどのような制限を課せられというのだろう。

 

 神が無限のものとして創造して下さった者は自由である。その人が監禁されているかのようにでっちあげることはできるが、それはただの錯覚で真実ではない。神の御思いたるものは一つたりとも、その御父の御心を離れてはいない。神の御思いたるものには何の制限もない。神の御思いたるものはことごとく永遠に純粋である。神の子に制限を課せられるだろうか、御父はその人が無限であるようにと意図なさり、自由においても愛においても御自分に似たものになるようにと意図なさったというのに。

 

 今日こそ、あなたの御子を讃えることにします、そうすることでのみあなたへの道を見いだせるのですから。御父よ、あなたが愛してくださり、無限のものとして創造なさった御子に何の制限も課さないでおきます。その人に捧げる栄光はあなたの栄光であり、あなたのものは自分のものでもあります。

 

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