奇跡の道・学習書

二部・第二百六十三課

 自分の聖なる洞察力はすべてを純粋なものと見る。

 

 御父よ、あなたの御心がすべてのものを創造し、あなたの御霊がそれに入り込み、あなたの御愛がそれに命を授けたのですね。では、あなたが創造なさったものを、まるで罪深いものにでもできるように、自分がそれを見たりするでしょうか。そのような暗い恐ろしいすがたを知覚するつもりはありません。あなたが創造なさったものをそれで祝福なさったという素晴らしいもの、その純粋さや喜び、そしてあなたのうちなる永遠に静かな住まい、こうしたものすべての代わりに狂人が夢見ていることは、自分が選択しようとするには程遠いものだといえます。

 

 だから我々がまだ天国の門の外にいるあいだは、自分たちが目にするものをみな神聖な洞察力とキリストの目で見つめることにしよう。すべてが我々に純粋なものとみえるようにしよう、そうすれば自分たちも潔白なままそのそばを通り、きょうだいであり聖なる神の子として、御父の住まいまで一緒に歩いていけるだろう。

 

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