奇跡の道・学習書

二部・第二百五十九課

 罪はないということを覚えておこう。

 

 罪こそが、神のもとへいくという目標を達成できそうにないと思わせる唯一の思いである。それいがいに、何が明白なことを自分に見えなくしたり、変なものや歪んだものがよりはっきりしているように思わせることができるだろう。攻撃的な思いを生じさせることができるのは罪だけではないだろうか。 罪責感の根源となって、刑罰や苦しみを強要するのは罪しかないのではなかろうか。そして恐れの因になって、神が創造なさったものを見えなくし、愛に恐れや攻撃心はつきものだと思わせるのは罪だけではないだろうか。

 

 御父よ、今日こそ正気を失わずにいるつもりです。愛を怖がったりせず、その反対のものに保護を求めたりしないでおきます。愛の反対のものがあるはずがないのですから。あなたこそありとあらゆるものの御源。そしてそのすべてのものはことごとくあなたのもとにあり、あなたも共に居てくださいます。

 

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