奇跡の道・学習書

二部・第二百五十二課

 神の子であることが自分の真の身元。

 

 自分の真の自己は、今自分に考えられる神聖な思いという思いをまったく越えている。それのきらめきとこの上ない清らかさは、今まで見たことがあるどんな光よりもはるかに明るく輝いている。それの愛は限りなく、静かな確信からくる穏やかさで、自らのうちにすべてのものごとを包み込む強さがある。それの強さはこの世界を動かす燃えるような衝動からくるのではなくて、神御自らの限りない御愛そのものからくる。自分の真の自己はこの世界をはるかに越えているにちがいない、それでいてなんと自分の近くにそして神のすぐそばにいることか。

 

 御父よ、あなたは自分の本当の真の身元をご存じです。今こそそれをあなたの御子たる自分に明らかにしてください、そうすればあなたのうちなる真実に目覚め、天国が自分に戻されていると分るかも知れません。


◀︎第二百五十一課第二百五十三課▶︎

奇跡の道 -兄イエズスの教え- 購入先

「奇跡の道」には、ペーパーバック、電子書籍(Kindle)、PDFファイルがあります。また、読むのが困難な方、音声で聞きたい方のために、田中百合子さんご本人による「奇跡の道」の朗読がポッドキャストで無料配信されています。ご購入・詳細は、訳者・田中百合子さんのウェブサイトの「書籍ご案内」をご覧ください。

こちらからどうぞ ▶︎