奇跡の道・学習書

二部・第二百三十課

 今こそ神の平安を探して見いだすことにしよう。

 

 平安のうちに自分は創造された。そしてその平安のうちに留まっている。それは自分の真の自己を変えるために授かったのではない。我が御父なる神はなんと慈悲深いお方だろう、自分を創造して下さったとき、永遠に平安を与えてくださったとは。今や、自分は本来のすがたとなることだけを願う。これを拒まれることがあるだろうか、それこそ永遠の真実だというのに。

 

 御父よ、あなたが創造してくださったとき、自分のものとして与えてくださった平安を探すことにします。その時与えてくださったものは今もここにあるはずです、自分の創造は時間から離れており、いまでもすべての変化を越えて残っているはずですから。あなたの御心のなかへ御子がそれを伴って生まれたといわれる平安は、そこで変わることなく輝いています。自分はあなたが創造してくださったままです。あなたが授けてくださった平安を見いだすには、あなたにお願いすればいいだけです。それを御子に与えたのはあなたの御意志そのものです。


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