奇跡の道・学習書

一部・第八十六課

 次の想念を今日は復習する。


(七十一)神の救いの計画のみうまくいく。

 

でたらめに救いを探し回るのは無意味なことである。たくさんの人や多くの物にそれを見たが、手を伸ばしたときにはそこにはなかった。それがどこにあるのか思い違いしていた。それが何なのか思い違いしていた。もうこれいじょう無駄に探し求めることはやめよう。神の救いの計画のみうまくいく。そしてその 神の計画は決して失敗しないことを喜ぼう。

 

 この想念を具体的に適用するかたちをつぎにいくつか提案する。

 

 神の救いの計画が、
 自分のこれにたいする見方から
 救ってくれる。
 これも、自分を救うための
 神の計画のうちで例外ではない。
 これをただ神の救いの計画の
  光のなかで知覚することにしよう。

  

(七十二)不平不満を抱くことは、神の計画に対する攻撃。

 

不平不満を抱くのは、神の救いの計画はうまくいかないということを証明しようとする企てだ。しかし、ただ神の計画のみうまくいく。したがって、不平不満を抱くことで自分の唯一の救いへの希望を自覚するのを拒んでいる。こんな正気を逸したやり方で、自分の一番ためになることを駄目にするのはもうやめよう。神の救いの計画を受け入れて、幸せになろう。

 

 この想念の具体的な適用はつぎのようなかたちになるだろう。

 

 これを見るにつけ、
 自分は誤った知覚と救いの
 どちらかを選んでいる。
 もし、これに不平不満の根拠をみたら、
 自分の救いの根拠はみないだろう。
 これには攻撃ではなくて、救いを必要とする。

 

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