自分の見ていることが及ぼす影響を感じるのは、自分ひとりではない。
今日の想念は、あなたが何を見るかその因になる思いというものは、決して中立ではないし、取るに足らないものではないということを習うための、 もう一つの段階だ。それはまた、心は一つに結ばれているという想念を強調しており、このことは後でますます力説されることになる。
今日の想念は、あなたが何を見るかということよりも、それをどのように見ているかということに触れている。したがって、今日の練習課題はあなたが知覚することの、この側面を強調している。三、四回の実践時間を取るよう勧めるし、それを次のようにすることだ。
まわりを見回して、今日の想念を適用する対象をできるだけ手当たりしだいに選んで、その一つひとつを、次のようにちゃんと言い終えるまで、じっと見るようにする。
自分が( )を
どのように見ているかということで
それが及ぼす影響を感じるのは
自分ひとりではない。
実践時間はそのつど、もっと一般的な次のような言い方でくりかえして終える。
自分の見ていることが
及ぼす影響を感じるのは、
自分ひとりではない。
それぞれの実践時間は、一分ていど、あるいはそれ以下でも充分だろう。