奇跡の道・学習書

一部・第十八課

 自分の見ていることが及ぼす影響を感じるのは、自分ひとりではない。

 

 今日の想念は、あなたが何を見るかその因になる思いというものは、決して中立ではないし、取るに足らないものではないということを習うための、 もう一つの段階だ。それはまた、心は一つに結ばれているという想念を強調しており、このことは後でますます力説されることになる。

 

 今日の想念は、あなたが何を見るかということよりも、それをどのように見ているかということに触れている。したがって、今日の練習課題はあなたが知覚することの、この側面を強調している。三、四回の実践時間を取るよう勧めるし、それを次のようにすることだ。

 

 まわりを見回して、今日の想念を適用する対象をできるだけ手当たりしだいに選んで、その一つひとつを、次のようにちゃんと言い終えるまで、じっと見るようにする。

 

 自分が(   )を
 どのように見ているかということで
 それが及ぼす影響を感じるのは
 自分ひとりではない。

 

実践時間はそのつど、もっと一般的な次のような言い方でくりかえして終える。

 

 自分の見ていることが
 及ぼす影響を感じるのは、
 自分ひとりではない。

 

それぞれの実践時間は、一分ていど、あるいはそれ以下でも充分だろう。


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