奇跡の道・学習書

二部・第三百三十七課

 自分の罪のないすがたがどのような害からもみな自分を守ってくれる。

 

 自分の罪のないすがたが、この上ない平安やいつまでも安全であることや永遠に続く愛を保証し、何かを失うというすべての思いからも永久に解放され、苦しみから完全に救われると保証してくれる。そして自分はただ幸せな状態でいられる、幸せだけが与えられているのだから。こうしたことがすべて自分のものだと分るようになるには、何をする必要があるのだろう。自分自身のために贖罪を受け入れなければならない、ただそれだけのこと。神がすでに必要なことはすべてしてくださっている。そして自分自身は何一つする必要はないと分るようにならなければいけない、神の御愛が自分を傷つけるようなことから守って下さっていると感じ、御父は御子を愛しておられるということを理解し、自分こそ御父が愛しておられる御子そのものだとわかるようになるには、ただ自分の真の自己と自分のために創造され、今すでに自分のものである自分の罪のないすがたを受け入れるだけでいいのだから。

 

 自分を罪のないすがたに創造してくださったあなたは、自分の本来のすがたを思い違いしてはいらっしゃいません。罪を犯したと思っていたのは自分の間違いでしたが、自分自身のために贖罪を受け入れることにします。御父よ、自分の夢はいま終りました。アーメン。


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