恐れがこの世界を縛る。許しはそれを解き放つ。
自我は錯覚をつくりだす。真理はその邪悪な夢を光を注ぐことで取り消す。真理は決して攻撃しない。ただ存在する。そしてそれが存在することで、心は空想から呼び戻され、真実であるものに目覚める。許しはそれに入ってきて心のなかのそれにふさわしい場につくようにと勧める。許さなければ、心は鎖につながれて、自らむなしい状態にあると信じる。しかし許すことで、光が暗い夢にさし込み、その心に希望を差し伸べ、自らが受け継いでいる自由に気づくための手段を与えてくれる。
今日こそ、この世界を二度と縛るつもりはありません。恐れがそれを捕らわれの身とするのです。しかしあなたの御愛がそれを自由にする手段を与えてくれました。御父よ、今それを解放します。自分が自由を差し伸べることで、それを与えてもらえるのですから。囚人のままではいません、あなたが自由にして下さるのですから。