奇跡の道・学習書

二部・第二百八十八課

 今日こそ自分のきょうだいの過去を忘れることにしよう。

 

 この思いこそがあなたへの道に通じ、自分の目標へと導いてくれます。自分のきょうだいがいなければ、あなたのもとへも行けません。それに自分の御源を知るには、まずあなたの創造なさった、自分と一つであるものに気づく必要があります。自分の手をとって、あなたへの道を導いてくれるのは自分のきょうだいです。その人の罪は自分のと並んで過去のことだし、過去は過ぎたので自分は救われています。それを自分の胸に抱き続けずにいましょう、さもないとあなたへと向かう道を見失ってしまいます。自分のきょうだいこそ自分を救ってくれる人です。あなたが与えてくださったその救い主を攻撃しないでおきます。かわりにあなたの御名を持つその人を敬います、そうすればその御名が自分のものであることを思い出せるでしょう。

 

 では、今日こそ私を許してほしい。そしてあなたは、もし自分のきょうだいを神聖な光のなかに見たなら、私を許していると分る。その人が私ほど神聖でないということは有り得ないし、あなたがその人より神聖であるはずもない。

 

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