創造されたものの穏やかなすがただけが見える。
自分はこの世界を本当に誤解していた、自分で罪をそこにおいて、それが自分に降りかかっていると見ていたのだから。それがどれほどすさまじいものに思えたことか。それに、自分の恐れているものは、自分の心のなかにあるだけなのに、それがこの世界のなかにあると思っていたとは、なんという思い違いをしていたのだろう。今日こそ、創造されたものが天界のような穏やかさのなかに輝いているといわれる、その穏やかさのなかにこの世界を見る。そこには少しの恐れもない。見たところ自分の罪と思えることに、この世界のうえに輝いている天国の光を見えにくくさせないでおこう。そこに映し出されているものは神の御心のなかにある。自分の見ているすがたは自分の思いを反映している。しかし自分の心は神のと一つもの。だから自分には創造されたものの穏やかなすがたを知覚できる。
静かにこの世界を見てみます、それはあなたの御思いならびに自分のを映し出しているだけですから。その二つは同じものだということを覚えておき、創造されたものの穏やかなすがたを見ることにします。