奇跡の道・学習書

二部・第二百四十二課

 この一日は神の日。この日をそのお方に捧げる。

 

 今日こそ、この一日を一人で気の向くままに過ごそうとはしないでおこう。自分にはこの世界のことを理解できないので、自分勝手に過ごそうとするのはきっとばかげたことでしかない。しかし、自分にとって一番いいことをみな知っているお方がいらっしゃる。そして、そのお方はよろこんで神へとつながる選択だけを自分のためにしてくれる。そのお方にこの日をわたそう、自分が家に帰るのを遅らせたくはないし、そのお方には神への道が分っているのだから。

 

 ですから、我々はこの日をあなたに捧げます。心を完全に開いております。何か自分たちの望みだと思えそうなことをお願いしようとはしません。我々に受け取らせようと思われるものを与えてください。我々の切望するものや願いはすべてご存じです。我々があなたへの道を見いだす助けになるものなら何でも一つ残らず与えてくださることでしょう。

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