
奇跡の道 学習書|二部【第三百三十課】
今日、自分自身を二度と傷つけるつもりはない。
この日こそ、許しを我々の唯一の役目として受け入れることにしよう。なぜ自分たちの心を攻撃して、苦痛を思いつかせなければいけないのだろう。なぜ自分たちの心に無力だと教えなければいけないのだろう、神が御自分の力と御愛をさしのべて、すでに自分たちの心にそなわっているものを自分のものとするようにと頼んでおられるというのに。神の賜物を快く受け入れる気になった心は霊に戻されており、それの自由と喜びを拡張することになるというのも、神の御意志とそれの意志とは一つに結ばれているからである。神が創造なさった真の自己は罪を犯すことはできないので、苦しむことも有り得ない。今日こそ、その真の自己を我々の真の身元にすることを選び、恐ろしい夢が自分たちに差し出すように思えるすべてのことから永久に逃れることにしよう。
御父よ、あなたの御子は傷つくことはありません。ですから、もし自分で苦しい思いをしていると思うなら、あなたと共有する我々の唯一の真の自己を知らずにいるだけのことです。今日こそ、我々はその真の自己に戻って、自分たちのすべてのたちのすべての過ちから永久に自由にしてもらい、自分だと思っていたものから救ってもらうことにします。
奇跡の道 ー兄イエズスの教えー イエズス・著、田中百合子・翻訳
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「奇跡の道 -兄イエズスの教え-」に収録されているこの学習書は、翻訳者の田中百合子さんに許可を得て掲載させていただいています。
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