
奇跡の道 学習書|二部【第三百二十四課】
後について行くだけ、先に行くつもりはないのだから。
御父よ、自分が救われるための計画を与えてくださったのはあなたです。自分が進むべき道や取るべき役割、自分に任命された進路のそれぞれの段階、こうしたことをみなあなたが定めてくださいました。道に迷うはずがありません。ただしばらく横道にそれることはあり、その後戻ってきます。あなたの愛に満つる御声がいつも自分を呼びもどして、正しい方向へ向かわせてくれます。きょうだいたちはみんな、自分が先に進む道についてくることができます。ただし自分は、ただあなたのもとへ通ずる道に従うだけです、あなたが自分に指示して行かせてくださるのですから。
では、道を知っておられるお方について行こう。手間取る必要はないし、そのお方の愛に満つる手を離したとしても、ほんの一瞬のことでしかない。我々はそのお方についていくのだから、一緒に歩んで行く。そして、そのお方が確かに終点まで行かせてくださるし、無事に生家に戻れることを保証してくださるのである。
奇跡の道 ー兄イエズスの教えー イエズス・著、田中百合子・翻訳
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「奇跡の道 -兄イエズスの教え-」に収録されているこの学習書は、翻訳者の田中百合子さんに許可を得て掲載させていただいています。
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