
奇跡の道 学習書|二部【第三百十九課】
自分はこの世界の救いのためにきた。
この思いからは傲慢さなどすべて取り除かれており、真実だけが残っている。傲慢さは真実に反対することであるから。しかし傲慢さが少しもなくなったときには真実が直ちにきて、自我がうそ偽りで占めることがなくなった場所を満たしてくれる。ただ自我だけは制限されることがあるので、縮小したり制限をともなう目標を探さざるを得ない。自我は一人が得することは全体が必ず失うことになると思っている。しかし神は、一人が得ることはみんなに与えられている、と自分が分るようになることを意図なさっている。
御父よ、あなたの御意志は完全です。そして、それに基づく目標はその完全性を分かち合っています。あなたはこの世界の救いをおいて、他にどんな目標を自分に与えてくださるでしょうか。それに、これ以外のどんな御意志を自分の真の自己はあなたと分かち合えるでしょう。
奇跡の道 ー兄イエズスの教えー イエズス・著、田中百合子・翻訳
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「奇跡の道 -兄イエズスの教え-」に収録されているこの学習書は、翻訳者の田中百合子さんに許可を得て掲載させていただいています。
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