
奇跡の道 学習書|二部【第三百十四課】
過去とは異なる未来を探し求める。
この世界を新しい知覚方でみると、過去とはかなり異なる未来が生じる。今や未来は単に現在の拡張にすぎない。過去の過ちはそこに何の陰も投げかけられないので、恐れは自らの偶像や想像の産物を失うし、形もないので何の影響もない。今や死が未来を奪うことはない、いまでは生きることが目標となるし、必要な手段はみな喜んで提供してもらえるのだから。現在は解放され、その安全と平安を喜びに満ちた静かな未来へと拡張するというのに、いったい誰が悲しんだり苦しんだりするだろうか。
御父よ、我々は過去に間違いを犯し、現在を使って自由になろうとしています。今度こそ、未来をあなたの御手に委ね、自分たちの過去の過ちを後にし、あなたが御自分の現在の約束を守り、その神聖な光で未来を導いてくださるものと確信します。
奇跡の道 ー兄イエズスの教えー イエズス・著、田中百合子・翻訳
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「奇跡の道 -兄イエズスの教え-」に収録されているこの学習書は、翻訳者の田中百合子さんに許可を得て掲載させていただいています。
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