言葉の群れ

Dive into your soul.

  1. HOME
  2. ブログ
  3. デイリーワーク
  4. 奇跡の道 学習書|二部【第二百八十九課】
奇跡のコースデイリーワーク

奇跡の道 学習書|二部【第二百八十九課】

  過去は去った。それが自分を害することはできない。

 自分の心のなかで過去が去らないかぎり、実相の世界は自分の目にとまらないままにならざるをえない。実際、どこも見てはいないし、実在しないものを見ているだけであるから。ではどうして、許しが差し伸べてくれる世界を知覚できるだろうか。これを隠すために過去がつくられた、それというのもこれこそ、ただ今このとき見ることのできる世界だからである。それには過去はない。許せるのは過去だけだし、もしそれが許されたのなら去っているのだから。

 御父よ、存在しない過去を見させないでください。あなたは御自らその代わりになるものを差し伸べてくださっていますし、現在の世界においては過去は何の害もなく罪はなくなっているのですから。これで罪責感は無くなります。そしてここで自分にはあなたが取ってくださる最後の一歩の準備ができています。あなたが御子の夢や苦痛がすべて終わるようにと計画してくださった素晴らしいものを、御子が見つけるのをもう少し待ってほしいと言い張るべきでしょうか。

奇跡の道 ー兄イエズスの教えー イエズス・著、田中百合子・翻訳 


各回のデイリーワークにアクセスできる一覧のページはこちらです。

「奇跡の道 -兄イエズスの教え-」に収録されているこの学習書は、翻訳者の田中百合子さんに許可を得て掲載させていただいています。

田中百合子さんが翻訳なさった「奇跡の道」の全文は電子書籍でお求めいただけます。ご希望の方はこちらからどうぞ。また、分版で出版されている第六章までの「奇跡の道」、通常の書籍はこちらでお求めいただけます。

また、田中百合子さんがPodcastをなさっています。百合子さんのPodcast「ありがとうを言いたくて」は「ありがとう」を伝えたい人たちへの素敵なインタビュー番組で、百合子さんの半生とお人柄を感じられるご自身の体験のお話もお聞きいただけます。こちらからどうぞ。

関連記事