
奇跡の道 学習書|一部【第八十九課】
つぎにあげるのが今日、復習する想念。
(七十七)自分には奇跡の資格が与えられている。
自分はただ神の法のもとにあるので、奇跡の資格が与えられている。その神の法がすべての不平不満から自分を解放し、奇跡と取り替える。では、不平不満の代わりに奇跡を受け入れることにしよう、そんな不平不満はその向こうにある奇跡を隠す錯覚にすぎない。いまこそ、神の法が自分に資格があるとするものだけを受け入れよう、そしてそれを神が与えてくださった役目のために使うことにしよう。
この想念の具体的な適用につぎのような提案を使うといいだろう。
この後ろには奇跡があり、自分にはその資格がある。
(名前)、あなたにたいして不満を抱かずに、その代わり
あなたのものである奇跡を差し伸べることにしよう。
本当にちゃんと見れば、これが自分に奇跡を差し伸べてくれる。
(七十八)不平不満をみな奇跡に取り替えさせよう。
この想念によって、自分の意志と聖霊のと結びつけ、一つものと見なすことにする。この想念によって、自分は地獄から解放されているということを受け入れよう。この想念によって、神が自分を救おうとなさっている計画にしたがい、自分の錯覚をみな真理と取り替えてもらう気持ちがあることを表そう。例外や代用品はいっさい認めないつもりだ。神が、自分のものにするようにと意図なさっているので、自分は天国のすべてと天国のみを望む。
この想念を適応するのに役立つ具体的なかたちとして、つぎのようなかたちがある
この不満を自分の救いから離して抱くつもりはない。
奇跡の道 ー兄イエズスの教えー イエズス・著、田中百合子・翻訳
(名前)、我々の不平不満を奇跡と取り替えてもらおう。
この向こうに、自分のすべての不平不満に取って代わる奇跡がある。
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「奇跡の道 -兄イエズスの教え-」に収録されているこの学習書は、翻訳者の田中百合子さんに許可を得て掲載させていただいています。
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