
奇跡の道 学習書|一部【第八十四課】
つぎの想念を今日は復習する。
(六十七)御愛たるお方は、自分を御愛そのものに似せて創造してくださった。
自分は御創造主に似ている。苦しむことはありえないし、喪失感を味合うはずはないし、死ぬこともありえない。自分はからだではない。自分の真実のすがたを今日、認めることにする。偶像を何一つ崇拝しないし、自分の自己概念を自分の真の自己に取って替えようともしないつもりだ。自分は御創造主に似ている。御愛たるお方は、自分を御愛そのものに似せて創造してくださった。
つぎにあげる具体的なかたちは、この想念を適用するのに役立つだろう。
このなかに自分自身の錯覚を見ないでおこう。
これを見てみるとき、自分の御創造主を思い出そう。
御創造主はこれを自分が見ているようには創造なさらなかった。
(六十八)御愛は不平不満を抱かれることはない。
不平不満はまったく愛とは相いれない。不平不満は愛を攻撃し、その光を不明瞭なままにする。もし不平不満を抱けば愛を攻撃していることになり、したがって自分の真の自己を攻撃している。こうして、自分の真の自己は自分と調和しなくなる。今日、自分の真の自己を攻撃しないと決心しよう、そうすれば本当の自分を思い出すことができる。
この想念をつぎのような具体的なかたちで適用すれば役に立つ。
これは自分の真の自己を否定する正当な理由ではない。
奇跡の道 ー兄イエズスの教えー イエズス・著、田中百合子・翻訳
愛を攻撃するためにこれを使うつもりはない。
これで自分自身を攻撃する気になどさせないでおこう。
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「奇跡の道 -兄イエズスの教え-」に収録されているこの学習書は、翻訳者の田中百合子さんに許可を得て掲載させていただいています。
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