
奇跡の道 学習書|一部【第八十二課】
我々は、今日つぎの想念を学習する。
(六十三)この世の光たるものは、自分の許しによってどの心にもみな
平安をもたらす。自分が許すことによって、この世の光は自分を通して表わされる。自分が許すことによって、自分のうちなるこの世の光を自覚するようになる。自分が許すことによって、自分自身と共にこの世は癒される。では、この世を許すことにしよう、そうすれば自分と一緒に癒されるだろう。
この想念を適用する具体的なかたちをつぎに提案する。
(名前)、自分の心からあなたの心に
平安を広げることにしよう。
(名前)、自分はこの世の光をあなたと分かち合っている。
自分が許すことでこれをあるがままに見ることができる。
(六十四)自分の役目を忘れないでおこう。
自分の役目を忘れるつもりはない、自分の真の自己を覚えておくつもりだから。もしそれを忘れたら、自分の役目を果すことはできない。そして、自分の役目を果すまで、神が自分のために意図して下さっている喜びを経験することもない。
この想念に適した具体的なかたちをつぎにあげてみる。
自分の役目を自分に隠すために、
奇跡の道 ー兄イエズスの教えー イエズス・著、田中百合子・翻訳
これを使うようなことはしないでおこう。
自分の役目を果す機会としてこれを使うつもりだ。
これは自我を脅かすかもしれないが、
自分の役目はどのようにも変えられない。
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「奇跡の道 -兄イエズスの教え-」に収録されているこの学習書は、翻訳者の田中百合子さんに許可を得て掲載させていただいています。
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