
奇跡の道 学習書|一部【第四十課】
自分は神の子として祝福されている。
今日から我々は、あなたの本来のすがたゆえに、あなたの権利として与えられている嬉しいことをいくつか主張しはじめる。今日は長い実践時間は一回も必要ないが、短いのをかなり頻繁に要する。十分ごとに実践することがとても望ましいし、この時間割りでやってみて、いつでもできるだけそれを忠実に守ることを強く勧める。もし忘れたら、もういちどやってみること。もし長いあいだ中断したら、もういちどやってみること。いつでも思い出したときに、もういちどやってみることである。
この練習時間のために目を閉じる必要はない、とはいえ、たぶんそうしたほうがもっと助けになるとわかるだろう。しかしながら、日中、目を閉じることができそうにない状況にいることが何度もあるかもしれない。このために実践時間をとりそこなうことのないように。もしあなたが本当にやろうと思えば、どんな事情があろうとも、ちゃんと実践できる。
今日の練習課題にはほとんど時間がかからないし、なんの努力もいらない。今日の想念をくりかえし、そのあと神の子であることで連想する属性をいくつか付け加え、それを自分自身に当てはめてみる。一回の実践時間は、たとえば、つぎのようになるだろう。
自分は神の子として祝福されている。
自分は幸せであり、平安であり、愛に満ちており、満足している。もう一つのは、次のようなかたちになるかもしれない。
自分は神の子として祝福されている。
自分は落ち着いているし、穏やかであり、安心しているし、
自信がある。もしほんの短い時間しかとれなければ、ただ自分は神の子として祝福されていると、自分に言い聞かせるだけで十分だろう。
奇跡の道 ー兄イエズスの教えー イエズス・著、田中百合子・翻訳
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「奇跡の道 -兄イエズスの教え-」に収録されているこの学習書は、翻訳者の田中百合子さんに許可を得て掲載させていただいています。
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